
← 古い記事へ 新しい記事へ →
自分の両親はすでに他界しているが、その命日は元より、誕生日も今は知っている。
それを覚えている間は、まだ大丈夫だと思うが、いつまで覚えていられるだろうか・・・。
自分の生年月日も、いずれ忘れる時が来るのかと思うと、なんだか情けない・・・。
母は、3月31日に出生の戸籍となっていたが、実際は4月生まれだった。
昔は産婆さんによるお産が多く、出生証明の無い時代(だと思う)だったので・・・。
早く学校を卒業させようと、届け出が数日前倒しにして3月31日にしたと聞いている。
4月1日生まれまでが早生まれなので、4月1日として届ても良かったのだろうが・・・。
実は、父親の正しい生年月日を知ったのは、父が死亡して30年以上経過してから・・・。

自分が子どもの時、父が「2月29日生まれで、4年に1歳しか年をとらない」と・・・。
さすがにうるう年生まれでも、4年に1歳しか年をとらないには引っかからなかったが。
父の冗談の2月29日生まれには引っかかり、信じてしまっていたのだ・・・(笑)。
それ以来ずっと書類に、父親の誕生日を2月29日と書いてきたのだと思う・・・。
そんな折、自分が早期退職して、再就職するまでの1年間、車中泊の旅に出た。
平成17年4月2日に出発して、5月の連休までの33泊で、九州まで行って来た。
その時、両親のルーツも訪ねてみたいと、戸籍抄本を手に出発したのだった。
母方の祖先の愛媛県の旧住所には、番地まで書かれていていたのでたどり着いた。
父方の祖先の鳥取県は、近くまで行けたが、残念ながら場所は判明しなかった。
ところが、あとで父の戸籍の誕生日を見てみると、2月26日となっていた。
昨日が誕生日で、生きていると101歳になるが、うお座で魚釣りが好きなはずだ。
自分が56歳になるまで、「誕生日は2月29日」と、騙され続けていたのだ(笑)。
昨日の26日の父の誕生日に、そんなことを思い出した一日だった。
4年に1歳しか年をとらないのだったら、13歳で他界したことになるのだが・・・。
冗談で騙し続けた話しと言えば、もう一つ思い出がある。
高校を卒業して東京に進学した際、都会生まれの友人も数人いた。
北海道出身を強調して、「家では熊も飼っている」と冗談をいったのだが・・・。

そんな事を言ったのもすっかり忘れていて、卒業近くなってからの話・・・。
その友人が「今でも熊飼っているの」と行って来たのには驚いた。
もちろん嘘だと分かってもらえたが、ず~っと自分の話を信じてくれていた(笑)。
親子そろって嘘が上手なことが証明されたが、悪い事には使っていない。
もちろん愛妻に嘘や隠し事は一切ないことを、ここに宣言しておく(笑)。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
← 古い記事へ 新しい記事へ →
※ コメントを歓迎します。
この旅ブログに迷い込んだ「旅人」は下の
「車中泊の旅」「定年後の暮らし」を
クリックしてほしいと思います
↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡



クリックして頂くと励みになります
今はできないようですが
昔はよくあったようで……
私の7つ下の妹も1月1日産まれとなっていますが
私の記憶でも、年末に産まれていました
主人の4月2日産まれも、怪しんでいます
あぶない時代になったので、まずは怪しんでみる方が
間違いないのでしょうね・・・。
かと言って、ダーリンさんの早生まれを遅生まれに
わざわざするでしょうが・・・(普通は反対)。
姉は1月2日生まれですが・・・どうなのでしょう(笑)。